ボトックスとは(その1)
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ボトックスとその療法などについて参考になる事柄や情報を整理しています。
ここから先がボトックスの本題です。
ボトックスとは、「A型ボツリヌス毒素製剤」の商品名。
“毒素”なんていうとなんだか怖いですが、それもそのはず、ボツリヌス毒素は食中毒の原因にもなるものです。
ボツリヌス毒素には筋肉をゆるませる働きがあり、中毒になるとお腹が痛くなったり、吐き気がしたりします。
これが食中毒の状態です。
そんなボツリヌス毒素から作られているボトックスはそれほど危険なものではありません。
ボトックスは日本はもちろん、世界各国で医療用医薬品として認められています。
小児脳性麻痺による下肢痙縮や脳卒中後の上肢痙縮、歯ぎしりなど、さまざまな病気にボトックスは使われています。
このように、ボトックスは世界中で安全性が認められているのです。
日本でボトックスの使用が認められているのは、眼瞼痙攣や片側顔面痙攣、痙性斜頸の治療のみ。
諸外国に比べると、ごくわずかです。
日本はボトックスの分野では後進国といってもいいかもしれません。
それでいてボトックスは日本でも話題となっています。
テレビ番組などの影響で、医療の分野よりも美容の分野でその名が知られるようになりました。
現在、美容分野におけるボトックスの使用は日本では承認されていません。
しかしながら無許可でボトックスを販売した会社が薬事法違反で書類送検された事件はあったのに、美容目的でボトックス治療を施したクリニックが摘発された、という話は聞いたことがありませんよね。
暗黙の了解、といったところなのでしょうか。
ボトックスとは(その2)
近年、様々な美容法、美容整形法が話題を呼んでいます。
その中でも、ボトックスによる美容法は、体の様々な症状、部位に効果があるといわれています。
そもそもボトックスとは、深刻な食中毒を引き起こす「Aボツリヌス菌」の毒素を製剤化したものです。
このAボツリヌス菌毒素は、筋肉のはたらきを抑制する効果があり、それによって、様々な美容法に用いられています。
ボトックスの代表的な美容法は、顔に注射器で注入し、しわをなくさせるものです。
その他、ふくらはぎを細く見せたり、顔のえらに注入することで小顔効果があるともいわれています。
また、ボトックスは医療の現場において、眼瞼けいれんの治療や、多汗症の治療、脳性麻痺の歩行障害などの治療などにも用いられています。
このようにボトックスは、メスを使わず、注射器で注入するだけで様々な効果が得られる治療法として普及してきています。
よって、美容整形や医療において、これまでの治療ではありえないほど、患者への肉体的負担が減ったといえるでしょう。
最近、塗るだけでしわがなくなるという「塗るボトックス」と言われている化粧品もあるようです。
しかし、これは正確にはボトックスではなく、新開発の「アルジルリン」という成分を含んだ化粧品のようです。
同じような効果が得られるので、このようにいわれ始めたのでしょう。
ボトックスは簡単な治療法に思えますが、注射する量や注射箇所などは医師によって仕上がりに差がでやすく、慎重な病院選びも必要です。